社長も労災に入れます

社長は大変だ。事が起これば、JRみたいに謝りたおさねばならないし、資金繰りやら何やらで頭や心を痛め、そうそう踏ん反り返ってもおられない。中には、従業員と同じように汗水流して働く方もいらっしゃる。

従業員とほとんど変わりなく働いていれば、仕事中にケガをする確率なども同じだが、個人の中小事業主やその家族、法人の代表取締役・役員は、原則として労災保険に加入することはできない。しかし、「特別加入」をすれば、一般の従業員と同じく労災の適用が受けられる。

特別加入をするには、「労働保険事務組合」を通じなければならない。業界団体や偉いさんの社会保険労務士などが事務組合を作っている場合が多いが、偉くない私でも、特別加入の手続きができる。というのも、大阪府会登録の社会保険労務士で作る「大阪SR経営労務センター」に加入しているからだ。

大阪SRを通じて特別加入する場合、労働保険料以外に、入会金(初年度のみ年間10,000円)・会費(月額2,000円)が必要。ただし、労働保険料額にかかわらず、分割して納付することができる(本来なら年間40万円以上)。

今日は何やら宣伝モードのようだが、そうではない。保険料の滞納などされると、私が大阪SRからお叱りを受け、大迷惑を被るので、特別加入については、ご紹介を受けた事業主の方に限らせていただいている。また、傍から見て誰が社長かわからん、というぐらいに働いていないと、かえって保険料や会費がもったいない。民間の「入れます」とかいう保険にお入りいただいた方がお得なことだってある。

配達記録で送った納付書まで失くされて、泣く泣く再発行を頼んだという経験もあるのだ。担当のお姉さんは「はいはい、いいですよ~」と言ってくれたが、絶対心の中では「ええ加減にせぇ」と思っていたはずだ。